塩の種類

投稿者 小田巻眞理 | 2026年06月01日 | ホンネ, 理解不能

3年ほど前に、本来、中学校で同級生になるはずだった方から声をかけていただき、講義をしたことがありました。年齢は同じですが学年は2つ上の方々への講義でした。

タイトルは「血圧にやさしい食生活」だったと思います。内容は、高血圧の成立機序、合併症、減塩などについてでした。

普段、大学の講義で「臨床栄養学」を担当しているので準備は難しいものではありませんでした。いつも使っているスライドを少し修正したり、我々世代が知っておくべき内容も加えました。

しかし、学生はほとんど知識がない状態での受講になりますが、同級生の皆さんは様々な(間違った)知識を持つ方もおられたようです。

質問コーナーの時、おもむろに「海の塩はいくらでも取っても良いのを知らないのですか」と聞かれました。さらに「味噌も良い味噌は取った方が良いですよ」と言われました。どこからの情報でしょうか。

塩は、原材料や製造方法などによって様々な種類があります。大きくは「精製塩」と、いわゆる「自然塩(天然塩)」や岩塩に分けられます。

【保存版】塩の種類一覧|精製塩・天然塩・岩塩の違いをわかりやすく解説 | おやつの魔法〈hitsuji sweets〉

後者は精製されていないので、ミネラルなどが豊富で旨みやコク、甘みをより感じやすいとされています。

しかし、塩の本体は「NaCl」塩化ナトリウムであり、いずれにしても「塩」には変わりありませんので、いくら取ってもよい「塩」はありません。

一般の方が、思い込みによる間違った知識を自信を持って、私に食って掛かる恐ろしさに本当に驚きました。