日本人の食塩摂取の現状と健康課題

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日本人の食塩摂取の現状と健康課題

日本人の最も重要な栄養課題は「食塩の過剰摂取」です1)
日本人の平均塩分摂取量は男性10.9g/日、女性9.3g/日であり、アメリカやイギリスより高い値となっています。

我が国の食塩摂取量の平均値(20歳以上、性・年齢階級別)

厚生労働省は、成人における1日の食塩摂取目標量を男性7.5g未満、女性6.5g未満と定めていますが)、男女とも20歳以上の全ての年齢階級で「健康日本21(第二次)」の目標には達していない状況 であり、全世代が取り組むべき課題となっています。2)

 さらに、日本における危険因子別の関連死亡者数を見ると、食事因子としては食塩の過剰摂取が最も大きいとされています1)

 また、減塩が必要な方は、男女ともに6g未満が推奨されています3)

 したがって、減塩、適塩、そして排塩の3つの視点から食生活を見直すことは、高血圧や腎臓病、脳血管疾患、循環器疾患をはじめとする生活習慣病の発症予防や、重症化の抑制に繋がります。現在、日本人の食塩摂取量は目標量を上回っているため2)、日々の食事で少なからず塩分を意識すること、すなわち「塩分ケア」が大切であると言えます。

参考文献その他

1) 厚生労働省HP「食塩のとりすぎ問題とは」
2) 日本人の食事摂取基準(2020年版)
3) 高血圧や腎臓病患者など減塩が必要な方は男女ともに6g未満が推奨(日本高血圧学会、日本腎臓学会)
4) Kewpie HP 「適塩」を心がけよう!